NEWS
新着情報
中学生・高校生を対象とした「風の科学」講座を連続開催しました
風・流体工学研究センターでは、地域の中高生を対象に「風の科学」をテーマとした体験講座を開催しました。9月21日には中学生、9月27日には高校生を対象とした講座を実施し、多くの生徒が参加しました。いずれの講座も新潟大学が実施機関となり、新潟工科大学は連携機関として参画しています。
9月21日は、中学生の理数系教育プログラムである N-Step新潟(自然と人を愛し、共生を実現する未来の科学人材育成プログラム新潟) の一環として行われ、17名が参加しました。講義では、風が吹く仕組みや生活との関わりについて学んだ後、風洞実験設備の見学や風速体験を行いました。また、窓の配置による換気の違いを煙とレーザー光で可視化し、風の働きを直感的に理解できる実験も実施しました。
9月27日の高校生向け講座は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が推進する 次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム) マスターコースの一環として行われ、20名が参加しました。講義では、風と自然災害との関わりなど発展的な内容を取り上げ、参加者は風洞設備のバックヤード見学や強風体験を通じて風の力を体感しました。さらに、室内換気の可視化実験を通じて、建物の設計と風の関係について理解を深めました。
今回、中学生・高校生向け講座を連続して開催したことで、幅広い年代の生徒に風の科学の魅力を伝えることができました。当センターでは、今後も地域の次世代を担う人材の育成に向けた取り組みを継続していきます。
