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「夏休み子どもキャンパス体験」を開催しました

産学・地域連携

 8月5日(火)、本学を会場に、子どものキャリア教育の一環として、実体験による科学技術やものづくりへの興味を育み、理工系分野への学びの意識を高めることを目的に、本学と包括連携協定を締結している南魚沼市と新潟工科大学産学交流会との共催により、小学生を対象とした「夏休み子どもキャンパス体験」を開催しました。

 当日は、抽選で選ばれた南魚沼市内の小学4~6年生19名とその保護者が本学を訪問しました。
 午前中の「3D CAD&3Dプリンタ教室」では、パソコンを用いた立体設計に挑戦し、設計したデータを実際に3Dプリンタで造形する工程を体験しました。

 昼食はキャンパス体験の一環として、学生食堂にて持参したお弁当や大学限定のランチを食べ、参加した子どもたち同士で楽しいひとときを過ごしました。

 午後の「おもしろ科学実験講座」では、食品・環境化学系の小野寺 正幸 准教授と小野寺研究室の学生4名の指導のもと、化学の知識を活用したスライムとアイスキャンディーづくりに取り組み、子どもたちは、完成したアイスキャンディーを美味しく味わいました。

 さらに、「大学施設見学・体験」として、建築都市学系の富永 禎秀 教授による解説のもと、国内最大級の建築用風洞実験装置を見学し、風力や気流の仕組みについて学びました。実際に装置内で風力10m/sの風を体験する場面では、子どもたちから驚きと興奮の声が上がっていました。

 続いて、同学系の涌井 将貴 准教授と涌井研究室の学生7名による指導のもと、 三次元振動台を使用して中越地震で計測された震度7の地震波を体験しました。また、学生が制作した防災クイズアプリを通じて、自然災害に対する防災意識を高めました。

 参加した子どもたちからは、「夏休みの自由研究として発表する」や「新潟工科大学では災害、実験、風など、いろいろな研究施設があり、たくさんのことが学べることが分かった」などの感想が寄せられました。