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CFDを用いた塗装ブース内スクリーンの形状・配置の最適化

Research Topics

研究トピックス

CFDを用いた塗装ブース内スクリーンの形状・配置の最適化

竹園 恵 教授>

竹園 恵 教授TAKESONO Satoshi

塗装ブースは、塗装の工程で発生する塗料ミスト(塗料を吹き付けた時に生じる微小な粒子)を捕集し、塗料中の有機溶剤を強制的に排気する装置です。本学の産学交流会企業である(有)田辺塗工所は、近年、新しいタイプの塗装ブースを開発しました。従来タイプは塗料ミストを捕集するために水流を利用しますが、新しいタイプは泡を利用します。従来タイプよりも消費動力が少なく、稼働時の騒音も小さい塗装ブースです。この塗装ブースの内部には、スクリーン(金属板)が一定間隔で設置されています。泡はスクリーンに沿って流します。空気中の塗料ミストは、スクリーンの隙間を流れ、泡に触れることで捕集されます。そのため、スクリーンの形状や配置の違いにより、塗料ミストの捕集率が異なることになります。本研究では、塗装ブース内の気体と微粒子の流れをシミュレーションし、塗料ミストの捕集率を高めるため、最適なスクリーンの形状と配置を探索しています。

当研究室では、この塗装ブースに関する研究を、経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)として実施してきました。

竹園 恵 教授プロフィールTAKESONO Satoshi

竹園 恵 教授>

新潟大学卒業/新潟大学大学院修士・博士課程修了/専門は生物化学工学/Outstanding Paper Award of 2004, Journal of Chemical Engineering of Japan(2004年)

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