地域産学交流センターニュース

| 2011年03月31日

地域産学交流センター広報誌「See NExT No.6」(発行日:平成23年3月2日)を発行しました。

◆コンテンツ
  【「原子力耐震・構造研究センター」が発足】
  【第1回柏崎国際原子力耐震安全シンポジウム】、【市民公開講座を開催】 
  原子力発電所の耐震安全性に関わる情報の分かり易さ
  【SEEDSを訪ねて9】
  汚染物質の環境動態
  【企業を訪ねて7】
  株式会社植木組
  【報告】
  小千谷産学交流研究会を開催
  燕三条地域産学交流会を開催
  糸魚川地域において産学交流会を開催
  柏崎・上越地域産業界と本学との産学交流会を開催
  新潟県産業振興課との意見交換会を開催
  「三菱重工業」、「NTT武蔵野研究所」の見学会を開催
  教員企業見学会を実施
  新潟工科大学産学交流会会員企業との地域別懇談会を開催
  平成22年度地域産学交流センター事業一覧
  【案内】
  新潟工科大学産学交流会の入会ご案内
  求人情報の提供のお願い
  大学に対する要望・お問い合わせ

 

地域産学交流センター広報誌No.6(PDFデータ)は、こちらをご覧ください。

地域産学交流センター広報誌のバックナンバーは、こちらをご覧ください。

| 2011年03月15日

   新潟工科大学地域産学交流センターでは、平成23年3月2日(水)に新潟工科大学産学交流会の県央地域の会員企業との懇談会を燕商工会議所で開催しました。この懇談会は、各地区で少人数形式により、大学と会員企業との情報交換や会員相互の交流促進を図ることを目的に毎年開催しております。
   当日は県央地域の会員企業から7社(7人)の参加をいただき、本学地域産学交流センターの教職員と活発な意見交換を行いました。
  懇談会では、先ず大学側から、産学交流活動や就職状況の紹介及び研究活動の動向などの話題提供を行いました。続いて新潟ダイヤモンド電子株式会社常務取締役の芦谷三郎様から会社概要を説明いただいた後、本学教員とのロボット技術の利用に関する連携事例の紹介をいただきました。

  意見交換会では、以下のような意見・要望をいただきました。

  金属の加工業務に詳しい学生を採用したいと考えているため、優秀な学生を輩出して欲しい。
  あらゆる物事に対して常に疑問を持ち、創造性のある人物を求めているため、大学ではこのような人材を育成して欲しい。
  新潟工科大学の卒業生を当初から採用している。熱交換などの開発を行うため、その業務に力を発揮してくれる人材を輩出していただきたい。
  大学では学ぶだけではなく、学んだ知識をどのように生かすか、どのように活用して実践力を養っていくかが大切であることから、このような人材の育成に努めていただきたい。
  大学では資格を取得することが大切と考えるが、取得することが目的でなく、取得するために挑戦したことや努力の過程が人材を育成するものと考えるため、教育の際にはこの点を配慮していただきたい。
  理科系大学の学生は、設計や開発職の希望がほとんどだが、現場での生産技術という業務も大切と考えている。試作品やロボットなどを作る「ものづくり」の面白さを教育の中で学生に伝えていただきたい。

   本学は、皆様のご意見を深く受け止め、教育内容に反映させていきたいと考えています。そのため現在、文部科学省の就業力育成支援事業の採択を受け、「実践型カリキュラムによる職業人育成事業」を進めており、専門教育・教養教育・キャリア教育を体系的に行うキャリア教育トータルシステムの確立を図り、社会から期待される実践型技術者の育成に努めて参ります。

 

大学の産学連携状況の紹介

  新潟ダイヤモンド電子(株)の本学との連携事例の紹介
   

意見交換の様子