地域産学交流センターニュース

| 2011年08月12日

   平成23年8月4日(木)、本学、新潟大学、及び長岡技術科学大学の主催により、小千谷市総合産業会館サンプラザにおいて小千谷産学交流研究会を開催しました。地域企業など89名が参加し、研究ポスターの展示や各大学等の研究事例の紹介が行われました。
  本学からは情報電子工学科の佐藤准教授による「小水力発電」の研究発表があり、小水力エネルギーの特徴や利用上の問題点を説明した上で、小型水力発電システムの開発を目指した産学官の取り組みについて紹介を行いました。情報交換会では、3次元CADは仕事で使用するので学生時代に実践的な力を養っておくことが必要(参加企業)、市内企業でのインターシップの要望があれば是非ご相談いただきたい(小千谷市役所)など、参加いただいた皆様から貴重なご意見、情報をいただき、盛況のうちに閉会となりました。

 

会場内の様子

 

佐藤准教授の研究発表\n

| 2011年08月05日

  このたび新潟工科大学地域産学交流センターでは、企業や研究機関の方々を対象に「燕三条地域産学交流会」を開催いたします。
  本交流会は、本学から様々な情報発信を行い、産学連携を促進し、地域の産学官の振興を図ることを目的としております。
  是非、お気軽にご参加ください。

○日 時 平成23年9月1日(木)15:00〜17:30(懇親会17:40〜19:00)
○会 場 燕三条地域地場リサーチコア(新潟県三条市須頃一丁目17番地)
○内容
・新潟工科大学の取組紹介
・研究シーズプレゼンテーション
    演題:「有機性廃棄物を有機性拝貴物へ」
           〜生ゴミ・廃食用油からエネルギー・有用物質生産〜
    講師:新潟工科大学 環境科学科 准教授 小野寺正幸
・講演
    演題:「乱流の基礎的性質と省エネルギー技術の開発」
  講師:新潟大学 機械システム工学科 准教授 松原幸治 様
・技術交流懇親会(懇親会参加者は3,000円必要となります。)

※ご案内・参加申込書はこちらの(PDFファイル)をご覧ください。

○お問い合わせ 新潟工科大学地域産学交流センター(担当:キャリア・産学交流推進課)
TEL:0257−22−8110
FAX:0257−22−8123
e−mail:career-sangaku@adm.niit.ac.jp

| 2011年08月05日

    新潟工科大学地域産学交流センターでは、平成23年7月26日(火)に新潟工科大学産学交流会の新潟地域の会員企業との懇談会を新潟テルサにおいて開催しました。この懇談会は、各地区において少人数での形式によるもので、大学と会員企業との情報交換や会員相互の交流促進を図ることを目的に毎年開催しており、当日は15社の会員企業(15人)から参加をいただきました。
    懇談会では、先ず大学側から、産学交流活動や就職状況の紹介及び研究活動の動向などの話題提供を行いました。続いて株式会社磯部ハイテック代表取締役の五箇野紘一様から、会社では電子機械や半導体関連機械等の業務が多くなっている現状や、資格取得などの社員教育の取組みを紹介いただきました。
  その後、意見交換会を行い、以下の意見・要望をいただきました。 

・ 

東日本大震災において福島原子力発電所の事故が発生し、原発反対の意見が出ている中、柏崎刈羽原子力発電所の立地地域である工科大学には、逆に安全性などの研究によって、社会に発信する良い機会であると考える。

・ 

学生時代から社会で働くことの心構えを充分に認識させていただきたい。
教職員が企業に訪問する際には、多くの方に社会・企業の現場を認識、理解していただき、社会、企業にの期待に応えられるような学生の教育を行っていただきたい。
インターンシップは単に参加するということだけではなく、就業の研修、実習、実践という視点を重要視し、人材を育成するように取り組んでいただきたい。
大学の研究が民間企業に利用されている事例、産学連携している事業について、社会にもっとPRすることが大切と考える。大学は企業に対して、企業が役に立つことや企業の発展に貢献できることを提案していただきたいと思っている。

   本学は、今回いただいた皆様のご意見を深く受け止め、教育・研究に反映させていきたいと考えています。現在、文部科学省の就業力育成支援事業の採択を受け、「実践型カリキュラムによる職業人育成事業」を進めており、専門教育・教養教育・キャリア教育を体系的に行うキャリア教育トータルシステムの確立を図り、社会から期待される実践型技術者の育成に努めて参ります。

大学の産学連携等の紹介

意見交換の様子

 
株式会社磯部ハイテック・五箇野社長様からの発表