地域産学交流センターニュース

| 2008年11月28日

 本学地域産学交流センターでは、柏崎市・上越市の両産業界と本学との産学交流会を、平成20年11月5日(水)に上越市のロワジールホテル上越で開催しました。この交流会は、毎年継続的に交流を行っている上越産業界に平成18年から柏崎産業界を交え、両地域での産学官連携の発展を目指すことを目的としております。
 内容は、前半に企業見学会として大島農機株式会社の見学会・会社概要発表を実施し、後半は産学連携懇談会として本学の研究シーズプレゼンテーション発表(2件)、及び各地域での取り組み・活動紹介、意見交換会並びに懇親会を実施し、各地域の産業界・大学関係者を含めて59名の方の参加をいただきました。
 研究シーズプレゼンテーションでは、機械制御システム工学科の山崎准教授が「材料強度とその評価技術−研究紹介と共同研究事例−」、同学科の井上教授が「低速遊星砥石加工制御による精密真直面の作成」のテーマでそれぞれ発表を行いました。
 各地域での取り組み・活動紹介においては、柏崎産業界から本学に隣接する「柏崎市ものづくり活性化センター」の開所や柏崎産官学連携グループ「Ki−g−aC」(キガック)の活動状況が紹介され、上越産業界からは「信州大学上越産学連携室」開設についての紹介や、産学連携事例紹介として、株式会社丸互と本学建築学科の穂積教授による鉄骨加工におけるグレード保持について発表がありました。
 引き続き行われた懇親会では、さらなる親交を深めあうことと今後の発展に期待し、盛会のうちに閉会となりました。

 

 

 布村学長挨拶

 

 大島農機(株)会社説明・大島社長

 

 会場内の様子

 

 山崎准教授による発表  

 

 柏崎産業界紹介

 

 上越産業界紹介

 

 (株)丸互 連携事例紹介

 

 懇親会挨拶・上越商工会議所田中会頭

 

 懇親会の様子

 

 懇親会の様子

| 2008年11月28日

 新潟工科大学地域産学交流センターでは、新潟工科大学産学交流会会員企業の上越地域企業との懇談会を平成20年11月5日(水)に上越文化会館で開催しました。この懇談会は、会員企業との連携強化並びに会員相互の交流促進を図ることを目的とし、小規模な会で意見交換を実施したいというコンセプトの基で企画したもので、上越地域の会員企業から9社のご参加をいただきました。
 実施内容としては、昼食会、大学の現状報告、研究紹介・話題提供(ナノ材料の機能化に関する研究をとおして環境問題を考える−藤木教授)及び意見交換会を実施し、本学からは布村学長を始め地域産学交流センターの教職員7名が参加し、懇談を行いました。
 懇談会では、大学への学生指導に関する意見・要望や、研究紹介を行った藤木教授の研究内容に関心を持たれるなど、大変意義のある交流ができました。

 

主なご意見・ご要望
○上越市には工科系大学がなく工業高校しかないため、新潟工科大学と連携し、生産技術・加工技術の向上を図りたい。
○共同研究・受託研究において、大学教員は契約や期日に対してルーズな印象がある。 また、どのような共同研究を行っ
  ているか。
○毎年2名の学生を継続して採用していきたい。そして、採用学生の中で今後産学連携(共同研究)を行いたい。
○採用した学生を見ると、エクセルを使えない学生や、パソコンを持っていない学生が多い。特にワード・エクセル及びC
  ADは学生に必修で学ばせてもらいたい。また、企業ではVBが主流であるため、C言語でなくてVBで授業を行っても
  らいたい。

○新潟工科大学は原発災害の避難施設にもなっているため、大学内に防災用品や食品を備蓄してはどうか。
○大学の校内は、ゴミや落書きが少なく学生のマナーが良い。良い校風を築いてもらいたい。

 

 懇談会の様子

 

 研究紹介・話題提供(藤木教授)

 

 今後は、各地域で同様の懇談会を開催させて頂く予定ですので、会員の皆様方に

おかれましては、是非ともご出席くださいますようお願い申し上げます。

 

 日 程

 ・平成21年3月12日(木) お昼 新潟地域

       同 日      夕方 県央地域

| 2008年11月20日

 本学地域産学交流センター主催で、小千谷市、小千谷商工会議所及び新潟工科大学産学交流会共催による産学交流会を、平成20年10月31日(金)に小千谷市総合産業会館サンプラザで開催しました。この交流会は、小千谷地域の企業の方々を中心に本学との交流(研究・相談・就職)のきっかけとなる場を提供し、本学を身近な大学であることを知っていただくことを目的に開催しました。
 内容は、基調講演、大学プレゼン(地域産学交流センター紹介、学科紹介)、意見交換会及び懇親会を実施し、小千谷地域の企業を中心に57名の参加をいただきました。
 基調講演では、独立行政法人理化学研究所・VCADシステム研究プログラム研究嘱託・林央様より「日本のものづくりの現状と今後の課題・・・金属プレス加工を主に」と題するご講演をいただきました。新たに策定された素形材技術ロードマップの紹介や金属プレスロードマップにおける技術の方向性、並びに産学連携における技術開発や人材育成の必要性についてお話しいただきました。
 基調講演に引き続き、地域産学交流センター紹介及び4学科の紹介を行い、その後、参加者の皆様と意見交換会を行いました。意見交換では、今後の産学交流の進め方や、学生の採用について意見を頂戴しました。
 その後、同会場にて懇親会を実施し、企業と大学との様々な情報交換を行い、盛況のうちに閉会となりました。

 

 布村学長挨拶

 

 会場内の様子

 

 基調講演の様子

 

 基調講演・林講師

 

 交流センター紹介・宮澤センター長

 

 学科紹介・山崎准教授

 

 意見交換の様子

 

 懇親会の様子

| 2008年11月14日

 「明日へつなぐ出会いと発想」をテーマにした「産業フェアin善光寺平」が平成20年10月10日(金)、11日(土)の両日、長野市のビッグハットを会場に開催されました。

 この催しは、「地域ブランド」である善光寺平のさまざまな産業・企業を紹介し、その技術や製品をPRすることにより、広域的な企業間ネットワークの形成を目的として開催されたもので、長野県内企業を中心に89団体が参加しました。

 本学からは、共同研究先である上越市の支援を得て、大金一二准教授(機械制御システム工学科)及び同研究室の学生が「上越ものづくり協議会」のブースに出展し、企業関係者や一般市民に紹介を行いました。

 出展内容としては、同研究室において進めている、「海上監視ロボット」の展示や「農地用小型ロボット」の実演を行いました。