地域産学交流センターニュース

| 2008年11月28日

 新潟工科大学地域産学交流センターでは、新潟工科大学産学交流会会員企業の上越地域企業との懇談会を平成20年11月5日(水)に上越文化会館で開催しました。この懇談会は、会員企業との連携強化並びに会員相互の交流促進を図ることを目的とし、小規模な会で意見交換を実施したいというコンセプトの基で企画したもので、上越地域の会員企業から9社のご参加をいただきました。
 実施内容としては、昼食会、大学の現状報告、研究紹介・話題提供(ナノ材料の機能化に関する研究をとおして環境問題を考える−藤木教授)及び意見交換会を実施し、本学からは布村学長を始め地域産学交流センターの教職員7名が参加し、懇談を行いました。
 懇談会では、大学への学生指導に関する意見・要望や、研究紹介を行った藤木教授の研究内容に関心を持たれるなど、大変意義のある交流ができました。

 

主なご意見・ご要望
○上越市には工科系大学がなく工業高校しかないため、新潟工科大学と連携し、生産技術・加工技術の向上を図りたい。
○共同研究・受託研究において、大学教員は契約や期日に対してルーズな印象がある。 また、どのような共同研究を行っ
  ているか。
○毎年2名の学生を継続して採用していきたい。そして、採用学生の中で今後産学連携(共同研究)を行いたい。
○採用した学生を見ると、エクセルを使えない学生や、パソコンを持っていない学生が多い。特にワード・エクセル及びC
  ADは学生に必修で学ばせてもらいたい。また、企業ではVBが主流であるため、C言語でなくてVBで授業を行っても
  らいたい。

○新潟工科大学は原発災害の避難施設にもなっているため、大学内に防災用品や食品を備蓄してはどうか。
○大学の校内は、ゴミや落書きが少なく学生のマナーが良い。良い校風を築いてもらいたい。

 

 懇談会の様子

 

 研究紹介・話題提供(藤木教授)

 

 今後は、各地域で同様の懇談会を開催させて頂く予定ですので、会員の皆様方に

おかれましては、是非ともご出席くださいますようお願い申し上げます。

 

 日 程

 ・平成21年3月12日(木) お昼 新潟地域

       同 日      夕方 県央地域