地域産学交流センターニュース

| 2012年08月31日

   新潟工科大学地域産学交流センターでは、企業や研究機関等の方々を対象に「2012技術シーズプレゼンテーションin柏崎」を開催いたします。この企画は、本学、長岡技術科学大学、長岡工業高等専門学校が連携して開催するものであり、今回のテーマを「活性!ものづくり」とし、現在研究している具体的な取組みを紹介することにより産業界のイメージをつかんでいただき、地域の産業界の皆様との交流を発展させたいと考えております。多くの皆様からのご参加をお待ちしております。

〇日時 平成24年9月21日(金)13:00〜19:00(交流懇談会17:40〜19:00)

〇会場 柏崎市 市民プラザ (柏崎市東本町1−3−24)

〇本学からの発表内容 

「整形外科治療への造型モデル応用」 副学長 教 授  原 利昭
「スピントロ二クスに向けた遷移金属酸化物材料開発」 機械制御システム工学科 准教授 吉田宏二
「環境温度域で機能する吸熱・蓄熱・断熱材の開発」 環境科学科 准教授 原嶋郁郎

※ご案内・参加申込書はこちらの(PDFファイル)をご覧ください。

〇お問い合わせ 新潟工科大学地域産学交流センター(担当:キャリア・産学交流推進課)
TEL:0257−22−8110
FAX:0257−22−8123
e−mail:career-sangaku@adm.niit.ac.jp

| 2012年08月22日

   このたび新潟工科大学地域産学交流センターでは、企業や研究機関等の方々を対象に「燕三条地域産学交流会」を開催いたします。本交流会は、本学の研究の取組みや最新の産学連携に関する様々な情報発信を行い、地域の産業界の皆様との連携を深めたいと考えております。是非、お気軽にご参加ください。

〇日時 平成24年9月7日(金)14:30〜17:00(交流懇親会17:10〜18:30)
〇会場 燕三条地場産業振興センター リサーチコア 7階マルチメディアホール(三条市須頃1−17)
〇内容
・新潟工科大学の取組紹介
・研究内容の発表
演題:「超伝導がひらく未来」
講師:新潟工科大学 機械制御システム工学科 吉田宏二 准教授
・講演
演題:「ボーカロイド(音声合成技術)ビジネスに学ぶオープンイノベーションと大学活用」
講師:新潟大学 産学地域連携推進機構 尾田雅文 教授
・交流懇親会(交流懇親会の参加費は3,000円となります)

※ご案内・参加申込書はこちらの(PDFファイル)をご覧ください。

〇お問い合わせ 新潟工科大学地域産学交流センター(担当:キャリア・産学交流推進課)
TEL:0257−22−8110
FAX:0257−22−8123
e−mail:career-sangaku@adm.niit.ac.jp

| 2012年08月21日

  平成24年8月8日(水)に小千谷市総合産業会館サンプラザにおいて小千谷産学交流研究会を開催いたしました。この研究会は、新潟工科大学、新潟大学、及び長岡技術科学大学が協力して主催したもので、主催の各大学の研究事例の紹介が行われ、地域企業など100名を超える方から参加いただきました。本学からは建築学科の深澤教授が「豪雪年におけるピラミッド型自然融雪屋根の性能実証実験結果」をテーマに、超少子高齢社会を迎える中で屋根雪処理問題が大きな社会問題となっている中、簡易耐震式の家屋にピラミッド型の屋根を並べ、自然エネルギーを活用した融雪の研究事例について紹介を行い、会場が満席になる程の多くの企業の方から聴講いただきました。情報交換会では、今回の研究発表に関して将来連携して研究を行えるかなどの意見交換がありました。

会場全体の様子

建築学科 深澤教授の研究発表     

| 2012年08月10日

  新潟工科大学地域産学交流センターでは、平成24年8月6日(月)に新潟工科大学産学交流会の新潟地域の会員企業との懇談会を東北電力ビッグスワンスタジアムの会議室において開催しました。本懇談会は、各地区に大学スタッフが出向き、少人数形式により開催するもので、大学と会員企業との情報交換や会員相互の交流促進と大学への要望をお聞きすることを目的に毎年開催しております。今回は、新潟地域の11社の会員企業から出席いただきました。
   懇談会では、大学の研究事例として、環境科学科の一柳孝司教授から「食品の機能研究」をテーマに、食品の機能に着目した疾病予防の研究が推進されている状況を紹介しました。一般に健康にいいと宣伝されている食品は多いものの、定量的に明らかにしている研究例は少ないということ、また、ブルーベリーに含まれるアントシアニン成分を例にし、どの程度体内に吸収され、体のどの部分に吸収されたかの事例等を紹介しました。
続いて、原利昭 地域産学交流センター長から、新潟工科大学の教育研究の取組事例を紹介いたしました。

その後、意見交換会を行い、本学に対する教育へのご意見やご要望をいただきました。
・大学の勉強と社会での実際の仕事は大きく異なるところがある。現場で多くの仕事を吸収していく気持ちを持って仕事に取組んでもらいたいと考えている。大学には、挑戦力、コミュニケーション力を持ち、責任感、協調性のある人材育成に期待する。
・大学院修了生を採用することがあるが、学部卒業生と比較すると、専門能力以外にも物事に対する考え方や姿勢などが優れている。学部卒業生にも大学院修了生に匹敵するくらいの教育を期待する。
・人材育成の手法としては、ボランティアや地域活動を通して様々な年代の人と関わりを持つよう、大学が学生に積極的に働きかけることが大切であると思う。インターンシップにおいて実際の仕事を体験することも一つの方法と思うが、会社の生の実務を限られた短い期間で体験させることはなかなか難しい部分もある。海外等に行って国際的な視野を拡げることや様々な取組みを経験しておくことも大切であると考える。

  今回いただきました皆様のご意見を深く受け止め、今後の教育・研究に反映させていきたいと考えています。現在、本学では学生の就業力の向上を図るため、専門教育、教養教育、キャリア教育を体系的に行う実践型カリキュラムにより、技術者として必要な「専門力」と「人間力」の育成に努めて参ります。
  新潟工科大学産学交流会では、現在、新規会員企業を募集しています。先進企業見学会などの事業を実施しており、大変有意義な会でございますので、是非とも入会いただければ幸いです。

研究事例の紹介

意見交換の様子