平成26年10月17日(金)に本学地域産学交流センター主催、佐渡市(「島の応援団」推進懇談会)共催により、佐渡地域産学交流会を佐渡市アミューズメント佐渡で開催しました。
本交流会は、佐渡地域の企業様及び行政関係機関の皆様方と交流・連携を深め、産学連携により本学の活用を推進していただくことを目的に開催しました。
始めに、原利昭地域産学交流センター長から、本学の教育研究活動について紹介を行い、続いての講演では、富士電機株式会社のシニアプロジェクトコーディネーター 木村育郎様から、「水素社会を目指す、富士電機の取り組み」をテーマに、次世代エネルギーシステムやスマートコミュニティ事業の事例や今後の展開などについて紹介いただきました。
その後、大学研究紹介を行い、機械制御システム工学科の山崎泰広教授から、「燃料電池用耐熱鋼セパレータの溶接技術の検討」をテーマに溶接強度に及ぼす溶接条件の影響について、接合強度や熱サイクル試験の研究紹介を行いました。
本学は、今後も各地域での産学交流会や研究事例発表等を通じて、産業界の皆様との連携を推進したいと考えております。
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会場全体の様子 |
原センター長挨拶 |
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講演(富士電機株式会社 木村育郎様) |
山崎教授の研究発表 |
平成26年10月1日(水)〜2日(木)に燕三条地場産業振興センターにおいて、「燕三条ものづくりメッセ2014」への出展及び「技術シーズプレゼンテーションin燕三条地場産業振興センター」を開催しました。
燕三条ものづくりメッセにおいては、学内の各種研究シーズについてパネル展示を実施しました。
また、技術シーズプレゼンテーションは、長岡技術科学大学、長岡工業高等専門学校と本学とで共同開催したもので、全5件の研究発表を行いました。本学からは、「天然ガスを主燃料とする二元燃料ディーゼル機関」をテーマに、機械制御システム工学科の吉本康文教授が発表を行いました。
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燕三条ものづくりメッセ開会式の様子 |
ブース展示の様子 |
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技術シーズプレゼン開会式の様子 |
吉本教授の発表 |
新潟県や新潟工科大学を含めた県内大学連合の「高等教育コンソーシアムにいがた」等の主催において、今年で4回目となる「新潟産学官連携フォーラム」を開催します。
今年度は本学が幹事校を務め、医工連携をテーマとした話題提供や研究シーズの紹介等を実施させていただくとともに、新潟工科大学の施設見学も行います。
多くの企業・関係機関の皆様からのご参加をお待ちしております
日 時 平成26年11月20日(木)
(施設見学等 13:00〜14:30)
(講演会 14:30〜17:25)
(交流会 18:00〜19:20)
会 場 新潟工科大学「S1大講義室」(柏崎市藤橋1719番地)
プログラム
13:00 プレオープン(新潟工科大学施設見学、各大学のポスター展示)
14:30 開会挨拶
14:40 特別講演(1)「医療ニーズに立脚した医療機器開発の重要性」
早稲田大学ナノ理工学研究機構 研究院教授 谷下一夫 氏
(一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 常任理事)
15:25 <地域における医工連携の取組>
1)「新潟大学における医歯学系分野との連携研究」
新潟大学 副学長(社会連携・情報化推進担当) 門脇基二 氏
2)「長岡技術科学大学での医工連携の取り組み」
長岡技術科学大学 経営情報系教授 体育・保健センター長 三宅 仁 氏
3)「産官学で目指す無理のない円滑な医工連携事例」
新潟工科大学 理事・副学長 原 利昭
4)「わが社での産学連携の取組」
ミズホ株式会社 五泉工場 技術部 部長 長谷川孝則 氏
16:35 特別講演(2)「地域企業・大学研究者へのメッセージ −医療機器分野進出のために−」
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 医療機器審査第二部 金田悠拓 氏
17:25 閉会挨拶
移動
18:00 交流会開会(岬ひとひら:柏崎市番神2−10−39)
19:20 交流会閉会
ご案内・参加申込書はこちらの(PDFファイル)をご覧ください。
※詳細につきましては、以下のホームページを参照してください。
www.niit.ac.jp/info/info/2014forum.html
○お問い合わせ 新潟工科大学地域産学交流センター(担当:キャリア・産学交流推進課)
TEL:0257-22-8110
FAX:0257-22-8123
e−mail:career-sangaku@adm.niit.ac.jp(「@」を半角に変換してください)
このたび、新潟工科大学と長岡技術科学大学の主催において、新技術説明会を開催いたします。ものづくり、材料、バイオ、医療分野に関し、ライセンス・共同研究可能な技術を紹介しますので、ご参加をお願いいたします。
パンフレットはこちら(PDF)
つきましては、参加をご希望される方は、下記概要をご確認の上、お申込みください。
1. | 日時:平成26年7月25日(金) 13:00〜16:45 |
2. | 会場:JST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷) |
3. | テーマ |
【長岡技術科学大学】 | |
1. イノベーションツール「明日のために!」 | |
2. 革新的機能向上のための配向セラミックス製造技術 | |
3. 6wt%の水素吸蔵が可能な低温型炭素材料 | |
4. 酸化物セラミックス厚膜の高速合成手法 | |
5. 高効率なセルロース系バイオマス分解酵素生産微生物の開発 | |
【新潟工科大学】 | |
6. コールドスプレーによる生体適合多孔質Tiコーティングの開発 | |
機械制御システム工学科 山崎 泰広 教授 | |
4. | 定員:150名(先着順) |
5. | 申込方法 |
7月25日(金)までに、ホームページ上又はFAXにてお申込み下さい。 | |
<申込ホームページ> | |
URL:http://www.jstshingi.jp/nagaoka/2014/ | |
<問い合わせ先> | |
(独)科学技術振興機構 産学連携支援グループ | |
TEL:03-5214-7519 | |
FAX:03-5214-8399 |
本学地域産学交流センターでは、柏崎産業界及び上越産業界との産学交流会を、平成25年12月6日(金)に本学で開催しました。この交流会は、産官学連携をとおして両地域の活性化を図ることを目的に、毎年継続的に開催しています。
当日は、地域産学交流センターの原利昭センター長から大学の研究紹介を行ったのち、次のとおり話題提供や企業発表ならびに大学の研究発表が行われました。
話題提供
・にいがた産業創造機構 産業創造グループ 産学連携チーム 田辺 寛 氏
「産学連携による競争的資金を活用した取組」
企業プレゼンテーション
柏崎産業界
・中越工業株式会社 代表取締役社長 綱島 浩 氏
・株式会社テック長沢 専務取締役 長沢 博 氏
上越産業界
・株式会社カワイ精工 代表取締役 川合 忠昭 氏
・光陽産業株式会社 機器事業部長 岩片 真理夫 氏
大学プレゼンテーション
・建築学科 教授 富永 禎秀
「建築・環境分野における流体シミュレーションを用いた開発・設計事例」
・機械制御システム工学科 教授 寺島 正二郎
「官と学を上手に利用して産官学連携・医工連携」
今回のテーマは、競争的資金を活用した取組紹介として企業からの発表・製品展示が行われました。各地域の企業の情報を知り、今後の両地域間及び大学との連携につなげていきたいと考えています。
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大学研究紹介(原センター長) |
話題提供(NICO) |
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企業プレゼン(中越工業株式会社) |
企業製品紹介(光陽産業株式会社) |
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大学プレゼン(富永教授) |
大学プレゼン(寺島教授) |
平成25年12月10日(火)にまちなかキャンパス長岡において、企業や研究機関の方々を対象に「2013技術シーズプレゼンテーションin長岡」を開催しました。
このプレゼンテーションは、長岡技術科学大学、長岡工業高等専門学校と本学との共催で開催し、「ものづくり」と「イノベーション」をテーマに12件の研究発表を行いました。
本学からは、「ものづくり企業が目指す医療機器と製造技術」(地域産学交流センター長 原利昭副学長)、「人体が作りだす抗菌物質」(環境科学科 斎藤英一教授)の2件の発表を行いました。
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開会式の様子 |
原副学長の発表 |
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齋藤教授の発表 |
研究シーズポスター会場 |
平成25年11月22日(金)に本学地域産学交流センター主催による新発田地域産学交流会を新発田市生涯学習センターで開催しました。
始めに原利昭地域産学交流センター長から、本学の教育研究活動について紹介を行い、続いての講演では、株式会社新生バイオの田村和男代表取締役から、「農林水産品を原料とした加工について」をテーマに、セラミカを有効利用した独自の食品加工技術、多品種の食品加工事例や今後の展開などについて紹介いただきました。
その後、大学研究紹介を行い、環境科学科の小野寺正幸准教授からは、「油脂分解酵母のスクリーニングについて」をテーマに植物の花びらから油脂を分解資化する酵母の特性について、また、同学科の一柳孝司教授からは、「食品の機能研究」をテーマに食品が持つ機能や機能性食品に関する研究紹介を行いました。
本学は、今後も各地域での産学交流会や研究事例発表等を通じて、産業界の皆様との連携を推進したいと考えております。
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会場全体の様子 | 株式会社新生バイオ・田村和男社長の講演 |
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小野寺准教授の研究発表 | 一柳教授の研究発表 |
本学地域産学交流センターでは、新潟工科大学産学交流会会員企業の方々を対象に去る10月10日(木)〜11日(金)、恒例の先進企業見学会を実施しました。今年は総勢20人で群馬県と東京の企業2社を訪問しました。
初日は群馬県の「大同特殊鋼株式会社」様を訪問しました。同社は、自動車・産業機械を始め、航空機や医療機器等あらゆる産業に素材を供給しています。
同社は大企業でありながら、多品種小ロットの生産も可能な一貫製造体制を確立している等の現状説明を受け、高付加価値製品へのシフトや競争力強化に大きく貢献している、7000tプレス加工の現場など、大規模な製造工程を見学しました。
なお、参加者の多くの企業が同社の製品を使用しているとのことでした。
翌日は東京都三鷹市の「三鷹光器株式会社」様を訪問しました。同社は宇宙観測機器の設計製作において、創業以来培い続けてきた技術力を生かし、高精度天体望遠鏡をはじめ、光学測定装置、医療機器等を製造しています。
1983年に日本初のスペースシャトル搭載計画”SEPAC計画“においてスペースシャトルに搭載された高感度カメラを始め、手術用顕微鏡の組立製造現場等を見学した他、実際に手に触れ、体験しました。通常、製造工程は写真撮影不可の企業が多い中、全ての工程の撮影許可をいただくなど大変分かりやすく案内いただきました。
余談になりますが、同社は10数年以上前にNHKの番組で優れた人材育成の取組について紹介されていましたが、同行した寺島教授がその番組を見ており、番組に出演していた新入社員が、たまたま当日案内いただいた山嵜様という、不思議な巡りあわせもありました。
この見学会は、企業単独ではなかなか見ることができない他社の先進技術を大学が取り持つ企画です。本学としては地域企業の技術向上のため、今後もこのような勉強会(見学会)を実施していきたいと思います。
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大同特殊鋼株式会社説明 |
大同特殊鋼の皆様と参加者の皆様 |
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三鷹光器株式会社見学 |
三鷹光器の山嵜さまと参加者の皆様 |
このたび新潟工科大学地域産学交流センターでは、企業や研究機関等の方々を対象に「高度シミュレーション実習室オープンセミナー」を開催いたします。本セミナーは、地域におけるものづくり技術の高度化・地域産業の再生を強化するため、次世代新製品の開発には不可欠な技術である「シミュレーション技術」をテーマに開催します。
是非、お気軽にご参加ください。
○会場 新潟工科大学S1大講義室(柏崎市藤橋1719)
○内容
【第1部】講演会 15:00〜17:30
・高度シミュレーション実習室の紹介、研究事例紹介
・講演 演題:「シミュレーションを活用したものづくりの可能性」
講師: 社団法人 日本計算工学会 理事
特定非営利活動法人・非線形CAE協会 副理事長 小林 卓哉 氏
・施設見学(高度シミュレーション実習室+3Dプリンタ)
・パネルディスカッション
テーマ:「次世代ものづくりとシミュレーション」
コーディネーター:新潟工科大学地域産学交流センター長 原 利昭
パネリスト:社団法人日本計算工学会 理事 小林 卓哉 氏
株式会社米谷製作所 代表取締役社長 米谷 強 氏
新潟工科大学機械制御システム工学科 教授 山崎 泰広
新潟工科大学建築学科 教授 富永 禎秀
【第2部】交流懇親会 17:45〜19:30
会場:学生食堂会費:3,000円(当日受付にて申し受けます。)
(懇親会終了後にJR柏崎駅へマイクロバスを運行します。)
※ご案内・参加申込書はこちらの(PDFファイル)をご覧ください。
○お問い合わせ 新潟工科大学地域産学交流センター(担当:キャリア・産学交流推進課)
TEL:0257-22-8110
FAX:0257-22-8123
E-mail:career-sangaku@adm.niit.ac.jp
本学地域産学交流センターでは、1月24日(木)に新潟工科大学産学交流会の柏崎地域の会員企業との懇談会を学内で開催しました。この懇談会は、各地区において少人数で、大学と会員企業との情報交換や会員相互の交流促進を図ることを目的に毎年開催しており、当日は17社の会員企業(20名)から参加をいただきました。
懇談会では、大学の研究事例として、機械制御システム工学科の村山洋之介教授から、「特異な機能を持つチタン合金の開発」をテーマとして、低弾性、超弾性などといった特異な機能を発現するチタン合金の開発について紹介しました。続いて研究室の見学を行い、情報電子工学科の角山研究室では「ファジイ測度を用いた故障診断、及び組込みシステムに関する研究紹介」を、環境科学科の竹園研究室では「納豆菌がつくる環境にやさしい界面活性剤の効率的生産方法の研究紹介」を行いました。その後、意見交換会を行い、本学に対するご意見やご要望をいただきました。
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産学連携プロジェクトで工科大と連携している。工科大は様々な良い教育研究事業を行っているので、対外的にもっとPRしていくとよいと考える。 |
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製造時に不良が発生した場合には解析の手段が無く、本社(県外)で対応していることから、今後産学連携の課題としてお付き合いをさせていただきたい。 |
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学生には、社会人として活用できるジェネリックスキルが必要となるため、大学教育においては様々な事象への対応能力の養成に期待している。 |
本学では、平成24年度文部科学省の「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」の採択を受け、人間力(挑戦力、創造力、コミュニケーション力)を育成するため、企業人を講師とした学内企業実習やPBL実習(※)等を通じて、壁(課題)を乗り越える経験を積ませる取り組みを行っている旨を、就業力育成事業部会部会長の村上教授から紹介をさせていただきました。今回いただきました皆様のご意見を今後の教育・研究に反映させていきたいと考えています。
※PBL(Project Based Learning):課題解決型学習とは、学生に課題(例:研究開発、装置開発、実験等)を提供し、その課題に対して学生がチームを組んで、主体的・実践的に課題解決に取り組むことで、その過程で学生自ら様々な解決手法・技法・プレゼンテーション能力等を学習する教育手法です。PBLを通して、学生の「人間力(挑戦力、創造力、コミュニケーション力)」の育成を目指しております。
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意見交換の様子 | 村山教授の研究紹介 |
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竹園研究室の紹介 | 角山研究室の紹介 |