地域産学交流センターニュース

| 2010年08月09日

  新潟工科大学地域産学交流センターでは、新潟工科大学産学交流会会員企業の長岡地域の企業との懇談会を平成22年7月28日(水)にハイブ長岡で開催しました。この懇談会は、参加者の顔が見える少人数形式によるもので、会員企業との連携や会員相互の交流促進を図ることを目的に毎年開催しております。今回は長岡地域の会員企業から8社の参加をいただき、本学地域産学交流センターの教職員と活発な意見交換を行いました。
  本学からは、産学交流活動、就職状況の紹介及び話題提供を行いました。また、参加企業のユキワ精工株式会社の設計開発部設計二課課長の滝沢功一様から、大学との連携事例や本学卒業生の職務状況などの紹介をいただきました。
 
意見交換会では、主に以下のような意見・要望をいただきました。

定期的に大学の研究施設を見学する企画をしてほしい。 
採用試験の際には、自己の強み、会社に入ってできること・何がしたいか、などを明確に持っている人材を求めている。
また、言われたことをそのまま実行するのではなく、10のことを言われたら10プラスαの実行が望ましく、そのためには普段から探求心を持って物事に取り組むことが必要である。
学生と対話すると、会話力が不足していたり、自己主張が得意でないなどの学生がいる。「自己主張が下手」=「自信がない」ということである。自信をつけるためのプログラムが必要ではないか。
新潟工科大学が魅力ある大学として発展していくためには、常識を超えることや自身の殻を破るような教育システムが必要と考える。
社内ではグローバルな人材の育成に努めている。その中で、語学力(英語、中国語)のある人材を求めている。大学ではTOEICの受験促進などを行い、語学教育体制の整備をしていただきたい。
大学の研究に我社の研究施設を利用してもらうことは歓迎する。このようなことをきっかけに、今後の産学交流の促進に繋がっていけばいいと考える。

 大学紹介

 ユキワ精工株式会社の紹介

 

 意見交換の様子