地域産学交流センターニュース

| 2010年09月06日

  新潟工科大学地域産学交流センターでは、新潟工科大学産学交流会の新潟地域の会員企業との懇談会を平成22年8月26日(木)に新潟市産業振興センターで開催しました。この懇談会は、各地区単位で参加者の顔が見える少人数形式によるもので、会員企業との連携や会員相互の交流促進を図ることを目的に毎年開催しており、今回は古泉新潟工科大学産学交流会会長をはじめ、新潟地域の会員企業から21社(21人)の参加をいただき、本学地域産学交流センターの教職員と活発な意見交換を行いました。
  懇談会では、先ず大学側から、産学交流活動や就職状況の紹介及び話題提供を行い、続いて参加企業のアドバンエンジ株式会社取締役会長の松井達也様から、同社の産学連携による技術開発の取り組みについて説明をいただき、併せて本学卒業生の働きぶりなどの紹介をしていただきました。

意見交換会では、主に以下のような意見・要望をいただきました。

社会では、応用力、柔軟性を携えた能力が必要となり、元気であいさつができる人材が望まれる。大学教育においては、自分から積極的に物事に取り組む姿勢を持った人材を育成していただきたい。 
物事に対し、疑問を生み出せるような人材を求めている。業務に取り組む際には、物事への気づきや疑問を持てる力が大切であり、それを確認して実行することが必要となる。
今の学生は、人と接する力(協調性、社会にとけこむ力)がないように感じるので、大学でこの点を教育してもらいたい。
採用した新潟工科大学の学生は、大きな仕事を受注するなど、大いに活躍している。我社が求める人材は、明るく協調性があり、心身共に健全な者である。
是非当社を訪問して工場見学をしていただき、今後の連携を深めて欲しい。
現在の日本は食料自給率が低い状況となっており、食と農の問題を抱えている。このようなことを解決するためには、様々な面において工科系の大学の技術協力が必要と考えている。是非、農工業連携にも注力して欲しい。

 

アドバンエンジ株式会社の紹介

 

大学紹介

 

意見交換の様子

 

意見交換の様子