地域産学交流センターニュース

| 2011年11月28日

   去る11月24日(木)〜25日(金)の日程で、新潟工科大学産学交流会会員企業の方々と本学教職員との先進企業見学会を開催しました。

  この取組みは、単独の企業ではなかなか見せていただくことが難しい県外の先進企業の見学を大学が主催して行うものであり、県外の先進企業の技術や生産管理、品質管理を実際に見聞すると共に、会員企業の方々と大学、更には会員企業相互の交流を図ることにあります。
毎年、好評を得ており、昨年、一昨年に続き今回で3回目の開催となりました。

  今回は、総勢15名の参加者を得て、北陸地区の3社の企業を視察して参りました。今回は初めて本学の卒業生が企業側の代表として参加するなど、本学としては卒業生の成長を垣間見ることができ、大変有意義な見学会となりました。
【見学先企業】
■YKK 黒部事業所(富山県黒部市)
http://www.ykk.co.jp/japanese/index.html
■コマツ粟津工場(石川県小松市)
http://www.komatsu.co.jp/
■北陸コカコーラボトリング砺波工場(富山県砺波市)
http://www.hokuriku.ccbc.co.jp/index_log.html

  1日目は、世界70の国と地域でファスナー及び建材の製造と販売をはじめとした事業を展開している、YKKものづくり(製品、材料、加工、生産、製造)や生産工程の見学、更には創業者である吉田忠雄様の創業の理念について話を聞きことができました。
  2日目の午前は、コマツ粟津工場を訪問し、中・小型ブルドーザー、小型油圧ショベル、中・小型ホイールローダー、モーターグレーダ及び主要コンポーネントの生産に関する説明を受け、ホイールローダー組立ライン、トランスミッションの製造ラインの見学を行いました。見学後には質疑応答を経て、参加者側からの営業の売込みと名刺交換が行われました。
  2日目の午後は、北陸コカコーラボトリングの「最新・最強の生産設備」を備え、安全で清潔な、周辺の環境に配慮した地球にやさしい21世紀型の工場を見学いたしました。

 

【今回の参加者の皆様 於;YKK】

 

【コマツ粟津工場での質疑応答】

 

【コカ・コーラで一生懸命メモを取り、見学する卒業生】