地域産学交流センターニュース

| 2011年11月28日

  新潟工科大学地域産学交流センターでは、長岡地域及び上越地域において、新潟工科大学産学交流会の会員企業との懇談会を開催しました。長岡地域は平成23年10月7日(金)に長岡市立劇場会議室において、6社の会員企業(6名)から、上越地域は上越観光物産センター会議室において4社(4名)から参加いただきました。本懇談会は、各地区に大学スタッフが出向き、少人数での形式により開催するもので、大学と会員企業との情報交換や会員相互の交流促進と大学への要望をお聞きすることを目的に毎年開催しております。
懇談会では、大学側から、産学交流活動や就職状況の紹介及び研究活動の動向などの話題提供を行いました。
  その後、意見交換会を行い、以下の意見・要望をいただきました。

【長岡地域懇談会】

海外での業務を展開していくうえでは、世界が競争相手になる。このことから、グローバルな視点を持った人材育成が大事でると考えており、大学教育ではこのような観点から学生の教育を行うことは必要と考える。
学生時代には様々な年代の人と多く交流し、コミュニケーション能力を高めて欲しい。
大学から発表があった社会人学生の導入については当社も実績があり、企業の人材育成に有効であると考える。
新事業の創出や今後の事業展開を図っていくためには、これからも新潟工科大学と連携していきたい。

 

産学連携事例の紹介

 

意見交換の様子

【上越地域懇談会】

発表のあった製造分野と医療分野との連携は興味深い。当地域での医療環境に配慮したまちづくり構想に大変参考になるものと考える。
とても斬新的な連携事例であると感じ、製造業と医療は関連性があることを認識した。当社も、このような提案型の事業に取り組んでいきたい。

 

産学連携事例の紹介

 

意見交換の様子

  両地域でいただいた皆様のご意見を深く受け止め、今後の教育・研究に反映させていきたいと考えています。本学では、文部科学省の就業力育成支援事業の採択を受け、「実践型カリキュラムによる職業人育成事業」を進めており、専門教育・教養教育・キャリア教育を体系的に行うキャリア教育トータルシステムの確立を図り、社会から期待される実践型技術者の育成に努めて参ります。