地域産学交流センターニュース

| 2012年09月14日

   平成24年9月7日(金)に本学地域産学交流センター主催による燕三条地域産学交流会を燕三条地域地場産業振興センター・リサーチコアで開催しました。
    始めに原利昭地域産学交流センター長から、本学と産業界とが連携した市場開拓技術構築事業の事例を紹介し、続いて、機械制御システム工学科の吉田宏二准教授からは、「超伝導がひらく未来」をテーマに超伝導線材の製造や今後の産業界への活用方法について研究紹介を行いました。参加者から、超伝導技術が産業輸送分野や自然エネルギー分野など産業界の様々な分野に活用されていることがわかり、参考になったなどの感想をいただきました。また、新潟大学産学地域連携推進機構の尾田雅文教授からは、「ボーカロイド(音声合成技術)ビジネスに学ぶオープンイノベーションと大学活用」をテーマに、ボーカロイドビジネスを例にした新市場への構築事例や、地域の産業活性化に向けての課題と今後の展開事例などを紹介いたしました。本学は、今後も各地域での産学交流会や研究事例発表等を通じて、産業界の皆様との連携を推進したいと考えております。 

会場全体の様子

「超伝導がひらく未来」吉田 宏二 准教授

 
「ボーカロイド(音声合成技術)ビジネスに学ぶオープンイノベーションと大学活用」尾田 雅文 教授