Interviewed 2019
自分が作ったプログラムが動き出す瞬間のワクワク感
工学科3年情報通信コース
湯本 涼子さん
新潟工科大学を選んだ理由を教えてください
高校時代も理系のクラスにいて、大学も理系に進みたいと思っていました。6歳上の兄も新潟工科大学の卒業生でしたので、「勝手知ったる場所」みたいな感じで、私も行けるだろうと迷わずに決めました。高校2年生の時に理系のコースを選択してからは、クラスも男子ばかりでしたから、大学選びの時も男女比などは全く考えていませんでした。
大学ではどのようなことを学んでいますか
情報通信コースで通信の基礎やコンピューターの仕組みを学んでいます。授業では、モデルコンピューター用シミュレータを使ったプログラミングを行っています。作ったプログラムが自分の考えた通りに動く瞬間が見られるので、それがとても楽しいです。なぜ、これを使うと、こう動くのかを自分で考えて、頭の中で整理しながら、ひとつひとつ解決していくところにやりがいを感じています。これからプレ卒研があり、卒業研究に向けて頑張りたいと思います。
工科大の良いところを教えてください
企業への職業実習(インターンシップ)がとても良かったです。夏休みの期間に2週間、車のメーターを作っている企業に行き、組み込みソフトウェアのプログラムを作る体験をさせていただきました。大学と同じC言語を使っていたので、取り組みやすかったです。授業と異なる点は、ただ動かすだけではなく、より簡潔に、いかに効率よく動かすかが求められました。大変でしたが、ソフトフェアを動かしたときにメーターの表示が変わる瞬間が見られました。実際に使われる場面に立ち会うことができて、プログラミングの楽しさを知ることができました。大学全体は自由な雰囲気で、バスに乗る時に学生証を見せると無料で乗車できるのも良い点です。
勉強以外の学生生活の様子を教えてください
趣味は吹奏楽です。中学、高校と吹奏楽部に所属してクラリネットを吹いていたので、大学でも続けたいと思い、現在は長岡の一般団体に所属しています。練習のために長岡にはよく行きます。夏の大会にも出ましたが、今後はアンサンブルや地域の演奏会もあるので、より楽しく活動できたらと思います。演奏会などで聴いてくださったお客様や知人から「良かったよ」と言われるのがとてもうれしくて励みになります。
受験生の
皆さんへ
私の高校時代は、理系クラスの女子みんなが理系の大学を目指していて、大学に入学した際「あれをやりたい」「これをやる!」と、はっきり目標が決まっている人が多かったです。その中で、私は「工学系に行きたい」という感じで、特にやりたいことがあったわけではありませんでした。でも、新潟工科大学に入って勉強しているうちに、やりたいことを見つけることができました。工学系に興味があるのであれば、大学に入ってからでもやりたいことは見つけられるので、ぜひオープンキャンパスに来て、受験してください。