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脱炭素化社会の実現に向けた「水素エネルギー」特別講演会を開催しました

2023/02/03

 本学では1月31日(火)に上越商工会議所との共催により、水素エネルギー利用技術と今後の展望、地域企業の可能性などについて学ぶ「産学交流会」を上越市で開催しました。本会は脱炭素化社会の実現に向けた「水素エネルギーの可能性」をテーマに行われ、上越地域の企業及び新潟工科大学産学交流会の会員企業、関係機関の担当者など53名が聴講されました。

 当日は、経済産業省 資源エネルギー庁 水素・燃料電池戦略室の宮坂洋平様から「水素サプライチェーン構築への取組みと地域企業の可能性」と題して、水素エネルギーの重要性と現状、今後の展望等についてご説明いただきました。またその後、本学の機械システム学系 岡崎正和教授から「廃熱回収・貯蔵など、工学技術をSDGsに結びつける研究」と題して、CaCL2(塩化カルシウム)を用いた廃熱利用とエネルギー貯蔵の研究を発表しました。

 参加者アンケートでは「カーボンニュートラルに向けた水素エネルギー技術動向や国の取組みなどを知ることが出来た」「大学の研究を知ることができ、大変勉強になりました」などの感想をいただきました。また、講演会終了後に本交流会では3年ぶりとなる懇親会も開催することができ、水素エネルギーの可能性を学び、
上越地域産業界(ものづくり企業)と本学との交流を深める良い機会となりました。

 次回(来年度)は本学で開催する予定で、今後もこの交流会を通じて両地域における産学連携を深めて参ります。