1月23日(火)、本学において、令和5年度「上越産業界と新潟工科大学との産学交流会」を開催し、上越地域の企業や産学交流会企業、大学教職員等計43名が参加しました。この交流会は、上越地域の産業界と本学との産学官連携の促進を目的に、平成8年以降毎年開催しており、今年度は脱炭素社会の実現に向けて、米国企業のOpen AI社が開発した「人工知能ChatGPT」等のAIを活用した「地域ものづくり企業の生産性向上と環境負荷低減」をテーマに開催いたしました。

　会の中で、グローカルマーケティング株式会社の堀田タケル様から、業務やマーケーティング等におけるChatGPTの活用事例や他の生成AIとの比較についてご講演いただき、本学の電子情報学系　中村 誠教授からは自然言語処理技術を利用した 地方自治体オープンデータの分析と可視化ツールの開発に関する研究内容について発表いたしました。また会の終了後は懇親会も開催し、上越地域産業界や産学交流会企業、本学との交流を深める良い機会となりました。
　次回（来年）は上越市で開催する予定で、今後もこの交流会を通じて両地域における産学連携を深めて参りたいと思います。