工学部・大学院

Faculty of Engineering / Graduate School

先輩メッセージ

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大学院生

阿部佳峻
阿部佳峻 さん
博士後期課程1年 バイオメカニクス・UD研究室 指導教員:笹川圭右 教授
Q どんな研究をしていますか。

学部4年から博士前期課程修了までは有限要素解析や最適化解析を用いて、冬季パラリンピックの種目の1つであるパラアイスホッケー用のスレッジと呼ばれる道具の国産化に向けた研究を行っていました。博士後期課程1年の現在は、バイオメカニクスの観点から、大腿骨の骨折メカニズムの解明に向けた研究を有限要素解析などを用いて行っています。

Q 研究室はどんな雰囲気ですか。

バイオメカニクス・UD研究室は大学院への進学者が多く、現在は私を含め、3名の大学院生が在籍しています。そのため、学部生を含めたそれぞれの研究について議論を交わすことが多く、日々成長できる環境であると感じます。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

博士前期課程に進学したことで、学部の頃に比べ、より専門的な知識や技術を身に付けることができました。また、自ら考え、それを行動に移す能力が養われたと感じます。さらに、博士後期課程に進学したことで、研究を行う時間が増え、研究の進め方やまとめ方、研究成果の発表の仕方などをより深く学ぶことができているため、大学院へ進学して良かったと思っています。

Q 修了後の進路。分野、業種、職種、地域などの希望は。

研究を行い、新たな知見を得ることは社会への貢献につながり、さらには、自らの知的好奇心が満たされると考えられるため、博士後期課程修了後は、 生まれ育った新潟県において、研究職に就きたいと考えています。

Q 将来の目標は。

将来は、新潟工科大学の教員となり、母校である新潟工科大学において研究を行い社会に有益な技術等を開発していくと同時に、これまで学んできたことを教授することで、新潟工科大学および新潟県の発展に寄与したいと考えています。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

大学院に進学することで、学部の頃と比べ、より専門的な知識や技術を身に付けることができます。また、ある物事に対し、自ら考え、調査し、発表するといった機会が増えるため、自分の意見を主張する能力が向上します。それらの能力は就職してから非常に役立つと考えられるため、大学院への進学を強くお薦めします。

板垣諒
板垣諒 さん
博士後期課程3年 数値情報研究室 指導教員:金井靖 教授
Q どんな研究をしていますか。

ハードディスクドライブの次世代記録方式に関する最先端の研究を行っています。研究室では、大型の計算機とシミュレータソフトを用いて解析を行っています。

Q 研究室はどんな雰囲気ですか。

研究室にはたくさんのPCがあり、最新のCPUやGPUを搭載したマシンも近年自作しています。ソフトウェアに関しても種類が多く、非常に研究に適した環境となっています。また、休憩時間では学部生や先生とも会話する場面が多く、いつも明るい雰囲気です。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

一番はより深い研究を行えることです。学部4年生の1年間では時間が限られており、自分の行った研究を完結させることは難しいです。後輩に引き継がず、自分でその先も研究できるメリットは非常に大きいと思います。また、外部での発表機会も増え、手応えを感じると思います。

Q 修了後の進路。分野、業種、職種、地域などの希望は。

ソフトウェア関連はもちろんですが、金井研究室ではシミュレータによる計算だけでなく、3Dモデルの作成を行っているため、CAD等の技術を活かすことも可能です。就職地域に関しては、金井研究室で行う研究であれば、国内問わず海外も視野に入れることができると思います。

Q 将来の目標は。

将来的に自分の研究成果が実際の製品に生かされることが目標です。研究により結果を残した上で、何か形にできればと考えているからです。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

「卒業研究では物足りない」と感じたなら、博士前期課程へ進学することをお勧めします。学部生では時間が足りずにできなかったことも、研究を中心とした大学院でなら機会を得ることができます。特に、発表の場を何度か経験できるのは大きな成長につながると思います。就職前のステップアップを兼ねて、ぜひ、進学を考えてみてください。

水島康
水島康 さん
博士前期課程2年 生物機能化学研究室 指導教員:久保田真敏 准教授
Q どんな研究をしていますか。

人の唾液や涙といった生体試料から特定のタンパク質を精製したり、個人間における発現の頻度等を調べています。研究対象の抗うつ鎮痛ペプチドであるオピオルフィンは脳内快楽物質エンケファリン分解酵素の活性を阻害するものです。オピオルフィンの抗うつ鎮痛作用はモルヒネ麻薬の6倍の強さだといわれています。この研究が将来ヘルスケア商品の開発に役立つことを願っています。

Q 研究室はどんな雰囲気ですか。

研究室のメンバーは少なめですが、その分先生とたくさん話す機会があるので、とても楽しいです。研究室の先生は話しやすく、第二の保護者のような存在です。就職活動や研究についてたくさん相談しています。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

学部時代に行った研究を引き継いでその延長の研究を行ったため、研究内容について深く学ぶことができました。また、学部の時とは勉強のやり方が変わりますが、その分学べることが多く、大学院に進学していなければ身に付けられなかったことがたくさんあります。

Q 修了後の進路。分野、業種、職種、地域などの希望は。

新潟県内で野草を使った健康食品を製造している会社から内定をいただきました。 先輩も就職しており、大学院で身に付けたスキルを活かしたいです。

Q 将来の目標は。

社会人となって仕事の中で大学院で身に付けたスキルを活かしていきたいです。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

大学院では学部の時よりも発表をしたりすることが多くなります。学部の時よりも実践形式のものが多いので、ここで身に付けた力は必ず役に立つと感じています。大学院生として新潟工科大学に入学する皆さんを待っています。

生方翔也
生方翔也 さん
博士前期課程1年 都市計画研究室 指導教員:樋口秀 教授
Q どんな研究をしていますか。

卒業論文では、新潟県湯沢町に58棟にも及ぶリゾートマンションに関する研究をしました。湯沢町のリゾートマンションは様々な問題を抱えており、このまま放置すれば悪化するばかりです。そのような中で現在リゾートマンションに定住する人が増加しており、新たな有効活用の兆しが見えています。私の研究では、リゾートマンション及び定住化の実態について調査し、都市計画の視点からリゾートマンションを今後どうしていくべきか考察しました。しかしながら1年間の研究では具体的なところまで踏み込めませんでした。そのためリゾートマンションの研究の継続を1つの案として考えています。また卒業研究を通してマンションに興味を持ったため、リゾートマンションに関する研究以外のマンションの研究もしてみたいと考えています。

Q 研究室はどんな雰囲気ですか。

研究室はみんな仲が良いため、学年が違う私も4年生と混ざって楽しく過ごせています。また建築系の研究室は横のつながりも強く研究室の壁を越えていろいろな研究室の人が混ざって過ごしています。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

研究を続けられることです。私は卒業研究を始める以前から研究するのを楽しみにしていました。大変な時期もありましたが、研究生活を楽しく感じていました。そのため研究を続けられることに対し純粋にうれしく感じています。また自分が極めたい分野について追求できること、様々な活動に参加できること、建築士の勉強に集中できることなども挙げられます。

Q 修了後の進路。分野、業種、職種、地域などの希望は。

学部生の頃は、地域マネジメントに関わる仕事をしたいと考えていましたが、就職先の視野が広がり悩み中です。

Q 将来の目標は。

具体的な職種は決めていませんが、まちづくりに関わりたいと考えています。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

新潟工科大学は少人数教育のため、教授等から声をかけられる機会が増え、自然と学外に出て活動する機会が多くなります。大学院生のみで参加する機会もあり、新たな経験の連続であり、知識の蓄積や思考を深める機会になります。これらは学生ならではだと思います。大学院での生活は、研究に没頭することだけが全てではないと思います。むしろ様々な活動に参加し大学院でしかできないことをしてこそ大学院に進学する価値が見いだせると思います。

修了生

野澤俊介
野澤俊介 さん 勤務先:株式会社大原鉄工所
修了年度:2018年度 フィールドロボティクス研究室 指導教員:大金一二准教授
Q 現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

日本でいち早く雪上車の製造を手掛けたメーカーであり、常に新しいことにチャレンジする姿勢に魅かれて、入社を決めました。

Q 現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

学部との大きな違いは学会発表を複数回行ったことです。学会発表を通じてプレゼンテーションスキルやofficeソフトによる資料作成スキル、文章力を大いに身に付けることができました。今の業務はこれらのスキルを求められる場面が多く、大学院での経験が仕事でも活かされています。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

技術者として触れておくべき分野を2年間集中して学べたことが良かったです。ロボットは機械設計・電気回路・プログラムと様々な要素があり、学部4年の研究だけでは全てを学ぶことができませんでした。大学院に進学したことによって、これらの要素の基礎をしっかり学ぶことができ、仕事でもこの基礎知識が役に立っていると思います。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

私は学部4年生の初めは就職活動を行っていました。しかし、就職活動を行う中で、当時の自分が社会に通用する自信がなくなっていき、先生の助言もあり、大学院への進学を決めました。大学院では研究や学会発表、イベント参加を通して、自分の足りない部分の能力を高めることができました。結果として地元の有名企業に就職することができたので、進学を考えている方や就職活動が上手くいかない方は是非大学院への進学を考えてみてください。

田伏優貴
田伏優貴 さん 勤務先:株式会社東海鉄工所
修了年度:2015年度 数値情報研究室 指導教員:金井靖 教授
Q 現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

私は、自動車用(アウター、インナーボディパネル)プレス金型メーカーで働いています。金型製作では、設計段階でのプレス成形解析が重要です。モデリングとシミュレーションを通して会社に貢献したいと考えました。

Q 現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

HDDと自動車金型、分野は異なりますが、シミュレーションは業界を問わず活かせる場面があります。また、大学院2年間で専門的な知識と経験を得た結果、文章力やレポート作成、数値計算、解析する力が身に付きます。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

研究課題と長時間向き合うことでアイディアが生まれ、自身のスキルアップに繋がります。また、勤め先の思わぬところで、大学院で培った数値処理のスキルが活躍しました。研究が仕事に繋がり、非常に嬉しく思いました。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

就職するために自分に足りない何かを身に付けたい方、論文や報告書作成を通して文章力や表現力をつけたい方、研究や発表を通して自分自身の能力を高めたい方は、是非、大学院進学を目指し、将来に繋げてください。

長谷川貴行貴
長谷川貴行 さん 勤務先:MGCアドバンス株式会社
修了年度:2019年度 生物化学工学研究室 指導教員:竹園恵 教授
Q 現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

化学工学などの自分の学んだことを活かせる会社を探していたところ、今務めている会社を竹園先生から紹介されました。説明会と工場見学を経て、自分のやりたい仕事だと感じたため、現在の就職先に決めました。

Q 現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

部署内のミーティングで発表するときです。資料の簡潔なまとめ方や発表の仕方を大学院で学べたおかげで、スムーズに行うことができています。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

計画性と論理性がついたと思います。計画的に行わないと時間を無駄にしてしまうため物事を効率的に行えるようになりました。また、データをもとにどのようなことが起きているかを考え、根拠を用いて説明することができるようになりました。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

大学院では、研究が上手くいかず心が折れてしまいそうな時が度々あります。しかし、無事に大学院の修了まで頑張ることができれば自分なりに得られたことがあると感じることができると思います。自分の将来をよく考えたうえで、進学を決めてください。

宗村悠雅
宗村悠雅 さん 勤務先:株式会社ナルサワコンサルタント
修了年度:2019年度 環境設備・芸術工学研究室 指導教員:飯野秋成 教授
Q 現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

私は、VRを使って災害復興の役に立てるようなものを開発することを目標に、中越沖地震で被害にあったえんま通り商店街を対象地とし、研究を進めました。そこで地元の方と接する機会が何度かあり、その方の復興にかける思いに強く影響を受けて、今の職業を選びました。

Q 現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

1番はコミュニケーション能力だと思います。今の仕事は地元の人と接する機会が多くあり、大学院での経験が活かされています。また、今は土木の仕事をしていますが、建築の面からも意見が出せることがたまにあるので、その時は経験が生かされていると感じます。

Q 大学院へ進学して良かったと思うことは。

自分の可能性を広げることができたことです。学部4年の就活では、会社の説明を聞くたびに、このまま就職してもいいのかという不安が大きくなり悩んでいました。しかし研究を進めていくうちに自分がやりたい方向がうっすらと見え始め、もっと自分のスキルを上げなければいけないと思い、大学院への進学を決めました。大学院の2年間でそれが達成できたと感じています。

Q 大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージを。

大学院では時間がたっぷりあります。そのたくさんの時間をどう使うかが1番大事だと思います。大学院では、さらに自分で考えて行動することが求められます。目標を設定し、そこから逆算して計画していくことが重要です!もちろんたまには息抜きも必要ですよ。それも含めてうまく時間を使うととても有意義な大学院生活になると思います。それとやる気!ですね。