10月11日（水）4限に、産学協同科目である｢産業と大学｣において、株式会社ソルメディエージ代表取締役の丸山健太氏からご講演いただきました。

 　株式会社ソルメディエージは、新潟市中央区に本社を置き、グラフィックデザインや映像制作を通じて、企業PRやプロモーション、イベント演出等、幅広い事業を手掛けるメディア制作企業です。

　講師を務めていただいた丸山氏は、26歳という若さで起業後、2005年に同社を設立しました。その後、新潟県を拠点として、プロジェクションマッピングやライトアップ、イルミネーション等の企画やコンテンツを通じて、日本国内だけでなく、世界に向けたメディア制作の現場で活躍しておられます。

 　講演では「夢中が人生を変える　新時代における夢中の可能性」と題し、自身の活動の原動力となる「夢中になること」が、逆境の中でどのように人生の指針となったか、また、起業から20年を経過する中で、大震災や新型ウイルスのまん延等、大きな障害に直面したときに、時代の変化に対応するべく挑戦を続けられた理由など、置かれた立場や環境に関係なく、人生の方向性を明確に決めるヒントとなるお話しをいただきました。

 　受講した学生からは「個の可能性には限界があり、組織、チームで事業を進めていくこと、そして外に出て自分の世界から抜け出して、考えに触れたり体験したりすることで、より良いものを生み出すことの大切さを学んだ。」「夢中になれることは、自分のやりたいという感情だけではなく、時代背景や周りの環境などに影響されるので、自分の周囲にも目を向けることが必要だと感じた。」といった感想があり、学びの分野に関わらず、将来設計の起点につながるお話しを聞くことができ、大変有意義な講演となりました。