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災害時の電源確保 EV給電実験を行いました

2023/10/17

  佐藤栄一教授と株式会社品田電業社・株式会社東芝グループでは「災害時汎用性非常用電源の研究・開発(SCiB・EV活用)公共施設導入事業」において、10月12日(木)にEV実証実験を開始しました。
 本事業は、近年の気象状況は台風・線状降水帯・冬季の雪害等、災害が発生している現状を鑑み、災害時避難所として開設される公共施設等を念頭に置き、SCiBを搭載した無停電電源装置やEVを活用し、汎用性のある非常用電源を研究・開発し、災害時・停電時に必要最小限の電源を最大72時間供給する体制を構築する事を目的としています。

 今回の実験では、実際に小規模避難所でも設置されている暖房器具にEV車から電気を送り、暖房機が起動電力から定常運転へ移行する状況のモニタリングを学生が行いました。今後、電化製品ごとに使用できる時間の目安をまとめ、小規模な避難所の電化製品の使用を想定しながら、電気自動車で72時間分の電力をまかなう検討を行います。